あの番組でオープニングに出てくるイラストを描いてる「木村タカヒロ」さんがセツでレクチャアしてくれました。正味1時間。あっと言う間に過ぎていく楽しい時間でした。
木村タカヒロさんは22年前に今私が通ってるセツ・モードセミナーを卒業したそうな。あとでwikiみてみたら45歳っ・・!?ぜんぜんみえねーすげー。話し口調や空気感など、とても若々しい方でした。
メモ的に、お話してもらった事、思った事などを書いておこうと思います。
雑誌や広告など、紙媒体の仕事は少なくなってきてるそうで、お仕事は専らwebやアニメーション。パソコンすら持っていない私はどうしたもんかと。木村さんはアニメーションなども自分でやってるそうで。木村さんの強みは、そうして何でも自分で出来ることと言っていました。
しかし、ドローイングでもアニメーションでもその中にも世界観を持つことが大事だと。何をみても自分とわかるものを。
何をしていてもセツで学んだ事が今生きているとも言っていました。
木村さんが当時、節先生から言われた言葉で印象に残っているもの
「傑作は、まぐれ」
どんな傑作でもそれはまぐれの中から出てくるもんだって。沢山描いていればそのまぐれが増えていく。そして傑作が増えていく。
本当、沢山描かないといけないんですよ。
木村さんの描くものは「顔」がとても魅力的なんですけど、それもやっぱり沢山沢山沢山顔を描いたんですって。毎日毎日顔ばっかりを描いて、飽きても飽きても顔ばっかり描いて。そうやって描いてるうちに自分の中の「顔」が出てきたんですと。そのくらい描かないと、出てこないものなんだな。そしてチョイス展という公募で大賞をとった。
わたしの周りの良い絵を描く人も、いつもいつも絵を描いてる人です。あの子は本当にいっつも絵の事ばっかり考えてる。それが、「才能」なんだと思う。あたくしはどうでしょうか。ぜんぜん足りてません。あー
もう1つ当時の木村さんが印象の残ってること、そうだと思ったこと
黒木先生に言われた事で「描いてる時だけが勉強じゃない」と
どんな時でも見えているものを長方形の画面の中に収めて見てるって言ってました。わたしそんな事考えたことないや。まだまだ勉強不足に、反省。
そして絵を仕事にしていくには、時代の流れにあわせ戦略を立てていく事が必要ですと。時代が求めているものを、提供できなくちゃいけないんだね。。 大賞をとった頃の木村さんの絵はとてもアクが強くてイラストの仕事が難しかったそうです。 そんな時にコラージュをはじめ、フラッシュと出会いアニメーションをはじめ、絵にバリエーションが出て仕事の幅が広がっていったと。誰でも最初から何でも出来るわけではないんですからと。
今でもびくびくしながら仕事してるって事も言ってました笑。 いつも追い詰められながら仕事してるって。そんな木村さんは結婚もしててお子さんもいるそうですよ。
つらい事があっても、絵を描くと楽になるとも言ってたな。絵を描いてるのは好きだからって。それは、すごく良くわかる。一番共感した部分でした。本当に楽になるんだよ。逆に言うと、満たされた生活をしてるとあまり描けなくなるんだけど私の場合は。今は学校も楽しいし、程よく遊びにも出かけてるし・・・もう少しストレスが必要だ。
他にも色々お話してくれたんですけども、これ以上書くと支離滅裂で大変な文章になりそうなのでやめておきます。あーでも書いておかないと忘れてしまいそう。忘れませんように。
わたしのこれからの課題は、自分のなかのテーマを見つけること。
見つかってるようで、まだ見つかってない。それを見つけ出すには、もっと沢山の絵を描くこと。とにかく描くしかないんや!「本物」になれるように。
いやーものすごい乱文でごめんなさい。最初に言いましたけども、メモですからこれは!
言いたい事がまとまらずあっちゃこっちゃしててすみません。私に文才を求めてはいけませんからね。