わたしは福島生まれの田舎ものです。
父と母は、生まれも育ちも福島。今も田舎で暮らしています。
私は田舎が好きではありません。たまに行くならいいけど、そこで生活するのは無理です。
田舎の、あの視野の狭い感じが、なんか合わなくて。
だから東京にいます。
とはいえ、家族は家族。親は子の事を心配みたいで。「元気にしてるのか」とか「お金は大丈夫なのか」だとか連絡がきます。去年のいつだったか、本当にお金がなくて生活も出来ないくらいに困っていたので、家賃も滞納して大家さんに怒られたりとか。だからやたらと最近は「お金は大丈夫か」って連絡来ます。今のところは、大丈夫なんだけど。あの時は生まれて初めて死ぬかも知れないと思うくらいにお金が無かったんだよ。
先日母から、「手紙送ったからみて。見たら必ず返事ちょうだい」と、メールが送られてきた。
わたし、だいたい3~4通に1通くらいしかメールの返事も出さないし、たまに音信不通状態になる親不孝ものな娘なんですよ。だから必ず返事を、なんて言ったんだろうけど、何が書いてあるのかとドキドキしながらその手紙を待ちました。そしてその翌日。
ポストには柳沼ふみいさんからのお手紙が。
なんだろうなーなんだろうなーって思いながら開けたんですよ。
そしたら封筒の中に封筒が入っていて
もう一度、なんだろうなーなんだろうなーって思いながら開けたんですよ。
そしたら中から一万円分の商品券が出てきました。
それだけです。本当に、それだけです。
明日は母の日だし、何かあげようかと思ってたけど、給料日前のいつもの感じになってきたので、何も買ってあげられないと思う。この商品券で何か買おうかな、とか思っちゃうよね。
とくにパッとしたオチもない、ごく普通の日記でした。
おわり。
PR